あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

行事

標榜する本当の「理念」

誰かを犠牲にすれば成り立つ仕事というのは、それはもう「仕事」ではない。誰かの何かを切り取る事によってなんとかバランスを保てるような作業は、もうそれだけで会社は引き受けてはならないのだと思う。客に損失を出させないのは当たり前だとしても、社員…

貴方の事を誰よりも愛おしく思う人が貴方の成長を貴方以上にただただお祝いする日

朝一番に起きて私がする事と言えば、うがいとトイレを済ませての掃除です。賃貸の木造アパートの一室です。掃除と言えど知れています。いかに丁寧に磨きをかけても、1時間もあれば終了でしょう。事前に洗濯機を回しているので、洗い上がった洗濯物をカゴに…

こけこっこー!

目覚め。 明るい今日に。 生まれ来る「ワクワク」に。 か細いけれども、強い。 激しいけれども、脆い。 まるで、全部に反骨精神を抱いているような 君の歌。 真っ青な心に 突き抜けそうな飛行機雲の円を描いて 君の希望が 飛び立とうとしている。 だからいい…

とこしえの松の枝

調理中、ラジオ代わりに落語を聴いています。主に米朝一門の演目を流しているのですが、故桂枝雀さんの語り口が好きでよく選びます。『代書屋』『子ほめ』『幽霊の辻』と次々流しては、暗い台所の隅で、フフフっと薄気味悪い笑いを忍ばせている私です。包丁…

習い事、社交界始め。

先日ついに、表千家の茶道を習い始めました。先生は、自宅に茶室を構える大豪邸の奥様で、すでにお孫さんもいらっしゃるとの事ですが、まだまだお若い貴婦人です。 およそ10年さかのぼり、私が学生であった頃、実家近くの茶道教室に通っていました。指導し…

そぞろに祭りと、浮かれてみれば。

夏祭りなどと言うものは、大人だろうと子供だろうと浮かれて呆けて丁度良い物なんでありますよ。日が沈んだからと言って、一日中照り付けられていた地面や竪壁なんぞが急にヒンヤリ良い按配に冷える訳はありません。うつらうつらとしておったとしても、額に…

家族の「いろは」、いろはの「い」。

待たされるのが嫌い。 約束と違うのが嫌い。 上からモノを言われるのが大嫌い。 恐らく、主人の主義主張はこういう特性に由来しているのでしょう。AB型獅子座、建設業界勤務取締役、175センチ、体重0.1t(!)、3人兄弟長男。あんたがたどこさ、ひごさ、ひ…

さくら、らんらん。

「いつか」の日に ふと思い出す風景が 今、目の前に織り成されている この優しい風景であったなら、 どんな困難が私を訪れたとしても きっと上手にいなしていけるね。 「はいポーズ!」と 翳したカメラの前では デーンと構えて笑いもしなかった君。 大勢の「…

多忙な「あの人」

「あの人」 ちょっと優し過ぎるんです。 頼まれたなら、 嫌とは言えない お人好しなのかも知れません。 夫婦円満お願いします。 恋愛成就よろしくです。 商売繁盛ぜひともに。 志望校に受かりますよう。 交通安全、頼みにしてます。 良縁有ったら回してくだ…

記念日のあとさき。

この人の 眉毛の形は 長男のそれと そっくりだなあ、と まじまじ眺めた事がある。 眉尻が 春の霞みたいにボヤっとぼやけて こめかみの肌色に溶けていく。 この人の 小鼻が妙に整っている様子は 次男のそれと そっくりだなあ、と じいっと眺めた事がある。 鼻…

画伯のお仕事

保育園児の画伯は 希代のアーチストでいらっしゃるので、 鬼のお面を制作なさるのにも 妥協を許さない。 青鬼の頭部制作。 一点物である。 コレクター垂涎の大作であるが 市場には出回らない文化財級の作品だ。 青い画面一杯に描かれた とぼけた鬼の顔は 悠…

いぶし銀という生き方

待ち遠しかった発表会の日 君が抜擢されたのは 主役の猫達に喰い尽くされる 「魚」。 の、その他大勢。 台詞もなく、 ただ画面の背景に溶け込んで 猫達の大活躍を見守ります。 先生は 君の台詞の少なさや 地味な配役(と思われたみたいです)に 「彼なりに頑…

ドンマイ、鬼が島。

コンビニエンスストアに 節分用の豆と鬼の面。 遠い春を待ちかねて 我が家に鬼がやって来た。 悪い子は 食べちゃうぞー。 もぐっ! うひゃーっ! 出て来い悪い子、 お尻にガブっと 喰いついてやる。 鬼さんこちら 手の鳴る方へ。 いつもは怖いお父さんだけど…

貴方が切り取る私達

初詣の記念に、 主人に写真撮影を頼みました。 「良いと思うアングルで撮ってね」 相手の手にカメラを渡し託してみました。 それで、仕上がったのが、 こちら。 見事に子供達が あっちむいてホイ。 結果、 私の肖像画みたいになりまして。 夫婦ながらに、 い…

元日 我が家の風景を少し

いつものように 子供達に起されて まだ朝日の昇り切らない 薄蒼い時刻に床を出ました。 君達の体内時計は すごいものだな、と感心しながら 祝いの膳を用意する元旦でした。 皆様、明けまして おめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます…

みのり、たまわる。

細々とした事に 追われて慌てて やり過ごし 今年が暮れて行きます。 取り立てて 華々しい事もありませんでしたが、 手に余りあるたくさんの小粒な幸せと、 大切な場所が残りましたので、 歳神様にご報告と 家族四人分の感謝とを 申し上げます。 有難うござい…

餅花のうのう。

実に晴れやかな 餅花を観た。 昼食をいただきに上がった お店の玄関であった。 天井から 流れ下るばかりの 紅白の滝である。 太平楽、太平楽。 小さい頃から 年末の正月飾りを目にすると 何故か嬉しい気持ちになる私だったが、 大振りの柳の枝に、 丁寧に結…

厳冬、香る。

南国・土佐の ふくよかな柚子。 幼児の握り拳よりも いくらか大きい 金色の実。 冬至の日には 遅れたけれど、 子供達は 大喜び。 輝く太陽を浮べた湯船で いつまでもいつまでも 柚子を転がして のぼせ上がる。 湯上りの君達の頭のてっぺんから ほんのりと 微…

神様、お元気ですか。

お久しぶりです、神様。 お元気ですか。 とっても寒くなりましたね。 僕です。 お父さんとご挨拶に来ました。 5歳になったご報告です。 境内にいる 神様のお使い。 あっちもこっちも どこでもコケコッコー! ああ、ビックリした。 ちっちゃく生まれた僕です…