あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

解りにくい人の、解りやすい想い

九州男児の主人は

筋金が背骨に一本入った

男児」です。

 

ご時世に逆行しているのも

自分なりの信念で突き進んでいるのも

承知して、

いささか残念ではありますが、

私は連れ添っております。

 

有難うとか、

よろしくとか、

たった一言いってくれたらな、

と、

世の中の仲良し夫婦を眺めては

溜息を吐きたい時も

無きにしも非ず。

 

だから、

気持ちが行き違って、

いつもの倍ほど疲れて、

互いにどこへ向かいたいのか

見失ってしまう事もあるんですが、

 

f:id:akarinomori:20180112130829j:plain

 

ふと、こんな御馳走を並べたテーブルで、

 

f:id:akarinomori:20180112130913j:plain

 

気難しそうなニコリともしない主人の顔を見ながら

 

f:id:akarinomori:20180112130953j:plain

 

余計なおしゃべりなどせず、

黙々と、箸を上げ下ろししていると、

自ずと笑ってしまう事があるんです。

 

f:id:akarinomori:20180112131110j:plain

 

麻婆豆腐、

親子丼、

チャーシュー麺

焼き鳥、

モッツァレラピザ、

おでん。

 

f:id:akarinomori:20180112131256j:plain

 

やたら長い名前の付いた

お洒落なディナーなどではなく、

庶民的な、

もっと自己主張のしっかりした食べ物が

好みに合う主人が、

 

f:id:akarinomori:20180112131451j:plain

 

さして感動した素振りも見せず、

私の前でフォークやナイフを動かしている。

 

f:id:akarinomori:20180112131556j:plain

 

何も言わない所をみると

不味くはないのだろうけれども。

 

f:id:akarinomori:20180112131639j:plain

 

私を喜ばせようと

隠密裏に計画していたのは、

知っています。

貴方の心遣いは、

派手でなく、

恩着せがましくもなく、

あまつさえ、

不愛想という厄介なオブラートに

何重にもぐるぐる巻きにされているけれど

私は、

貴方の

伴侶ですもの。

 

解りにくい人の、

精一杯の私への労いの想い。

 

確かに、

頂戴いたしました。

御馳走様でした。

今日の日を

有難う。