あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

親衛隊

憧れの人の真似をしたくなるのは

大人も子供も一緒じゃあないかな。

追いかけているアーティストの

お気に入りのアイテムを

身に付けてみたくなったり、

トップモデルが

インスタグラムにアップしていた

可愛いルージュが気になったり。

 

真似をするというのは

もうその人に寄り添いたくて

仕方ない心の現れなんだよね。

 

ねえねえ、お母さん、何してるの?

君が足元に絡まり付くのは、

恥ずかしながら私が君の「特別」だから。

ねえねえ、お母さん、この人だあれ?

君が胸にしがみつくのは

厚かましくも私が君の「中心」だから。

 

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あれ、なあに。

それ、美味しい?

君はお母さんの熱狂的ファン。

お母さんみたいになりたいの。

お母さんみたいにやりたいの。

どうすればいい?

どうすればいい?

 

君の視線は

いつでも私を追ってる。

君のしぐさは

いつでも私をなぞってる。

 

「人にはいつでも優しくね」

そう君に願うなら

私がいつでも優しくあろう。

「嘘を吐いちゃ駄目なんだよ」

そう君に望むなら

私が嘘を吐いてちゃ駄目だ。

「大きな声を出さないで」

そう君に思うなら

私が落ち着いて静かに話そう。

「ごめんね、しばらくジッとしていて」

そう君にして欲しいなら

私が辛抱強くならなくちゃ。

 

君は私の熱狂的ファン。

私は君の憧れの人。

「どうしてそんなことするのよ」

君に対してそんな不満。

随分、身勝手じゃあありませんか。

どうして、なんて怖い顔されても

君は私の熱狂的ファン。

私は君の憧れの人。

生まれた時から、ずーっと。

生まれる前から、ずーっと。