（あっこ的）ハーフサイズブログ：５００文字：なれの果てを褒められるとちょっと「嬉しい」という話

　襟付きのシャツを好んで羽織るようになったのは、３０代前半くらいからです。身に添ったシャツであれば仕事でもオフでも気にせず使用出来ます。流行に頓着しないという楽天的な性格もあるからでしょう。

　今は形状記憶繊維の便利なものも多いですから、扱いの難しさも軽減されています。肌触りは断然綿素材ですが、少量のポリエステル混紡は艶があって綺麗です。

先日、同じ日に違う場所で「あっこさん、お洒落ですね」と褒められてしまいました。お洒落さん達のグループから、どんなに延長線を引っ張っても辿り着かない場所に住んでいる私が、まさに寝耳に水です。形の良い白いシャツと、着回しの利く機能的なダウンベストに、ウールのハット帽子、そしていつものパンツルックです。好んで着ているダウンベストさえ、これ１着しかないネイビーのもので、あえてダウンコートにしなかったのは、脇がゴワゴワするのが不便であるという理由からです。とにかく、動き回る男の子２人を捕まえるのにはコーディネートの要は、機動力です。突き詰めれば、作業服。

　定番はこうして日々のあれこれから積み重なっていくものですが、私の嬉しさの根源は、そんなライフスタイルを認められた事。