あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

私に与えられた「幸い」は、きっと次の人への贈り物であるんだよなあ。

 素晴らしい事があった日も、沈むような事があった日も、ちゃんと「当事者」でいたいものです。喜ばしい事があった日は、相手のお陰を感謝していたいですし、悲しむべき事があった日は、自分を見つめ直していきたいのです。その為には、何事も、無責任でなく「当事者」で有り続ける事が、とても大切であるのではないでしょうか。私という人間が、普段通りの何のてらいも無い私でないと、当たり前に感じられる幸せや不幸せや、気付きや希望は両手に握り締められないと思うのです。

 甘い事だけが良い、酸っぱいモノは嫌い、と子供のようにあっけらかんと好き嫌いを言ってのけられれば自由ですが、一通りの我が儘を子供時代にこなしてきた私達には、今更、重ねての気ままはとても厚かましいのではありますまいか。あたたかい眼差しで、かつての私達を許して来てくれた大人達のように、私もまた、誰かを許していられる大人になりたいと思うのです。幸運にも多くを許されて来た人は、たぶん、水を満々と湛えた水瓶で、汚れてしまった人を心行くまでジャブジャブ洗ってあげられるはずです。

 涙でヨレヨレになってしまった相手の顔を、綺麗な布で拭ってあげられる、そんな人に憧れます。