あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

問1.以下の文章を読んで()に当てはまる「良い子の条件」を抜き出しなさい。

 順応性の高い子が、もしかしたら一般に言う「良い子」に値するのかも知れません。「まさか、あんな礼儀正しい子がこの酷い事件の容疑者だなんて今でも信じられません」「大人しい子で、声を荒げたのなんて聞いた事なかったよな」、事件の容疑者の評判は「いつかやるとは思ってたけどね」という予知めいた物とはかけ離れた物が多い気がします。

「普段はとても優しい子だったんです」、親ならなおさらそう思いたいはずですし、本気で無実を信じてもいる事でしょう。まさか、と思う様な事が現実に起き続けているのが恐ろしいですが、まさか、を作り出しているのも私達を取り巻く「人間関係」だと言う事を見逃してはなりません。

 幼い子供の世界にも有るのかも知れません。例えば、片付けが上手な子、思いやりのある子、人を敬う事が出来る子がいるとして、でも、その長所を発揮出来るのは残念な事に「家庭」という限定された空間だけであるとしましょう。

 他人の前で良い子であり続けられる子と、注目されると緊張して良い子をセーブしてしまう子は、果たしてどちらが「良い子」でしょうか。簡単な問題でしょうか。

 順応性の高い子が、良い子。それが現実に起きています。大人でも。