帰京

　年末の３０日から今日６日まで、長男は北海道へ旅に出ていました。彼の叔父である私の弟は苫小牧に在住の為、そこへしばらく居候をしていたのです。ほぼ１週間の旅程の内、現地で合流した私の母（息子にとっては祖母）と共に旭川にも遠出しました。

　東京の羽田空港までは弟が息子を送り迎えしてくれたのですが、行きはヨイヨイながら、向こうでは少しだけ里心が付いてしまったようでした。息子から頻繁にかかって来るラブコールは、ちょっと「泣き」の入った近況報告です。最初から孫に甘い私の母は、７歳児童の息子に振り回されっぱなし、オモチャのおねだりにも遊具の使用代にも言われるままに金銭をはたく有様でした。甘やかさないようにあらかじめお願いするも、たまにしか孫の顔を見られない老母には無理もない事だったのでしょう。

　果たして父親役を買って出てくれた私の弟は、一貫して厳しい態度で接してくれたようです。「〇〇にーちゃんが、駄目って言うの」と、弟の愚痴も息子から何度電話口で聞かされたでしょうか。

　思い出深い長旅も本日で終了です。今から息子を出迎えに羽田へ向かいます。一回り成長した彼に、さあ、何と声をかけましょうか。では、いってきます。