あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

笑顔もほどほどに。

 最初は虫歯かと思ったのです。上顎の奥が、食べ物や飲み物を口にする度、ジワジワと嫌な鈍痛を発しました。奥歯の治療は大掛かりになりがちですし、仕事の合間で歯科医院に通う手間を考えても億劫でした。40歳を過ぎれば、骨に限らず歯の健康状態も注意していかなくてはなりません。何よりも口の中の痛みは、食事の際の厄介事であるので、本当に気が滅入って来るものであります。

 ともかく、治療しないわけにはいきませんので、掛かり付けの医院に出向きました。結果として痛みは虫歯からきている物ではないと言う事でした。では何だったのかと言うと「食いしばり」による歯茎の後退であるとの事でした。

 「ストレスの大きい職場ですか?」と、衛生士の方から質問を受けました。「何かスポーツをされてますか?」とも訊かれました。というのも、強く歯を食いしばっている状態が長く続くと、歯茎に負担がかかり、少しずつ歯茎が後退し、むき出しになった歯根に刺激が伝わりやすくなってしまうらしいのです。

 うつむいてしまわないよう、職場や子供の前では口角を上げているように心がけていました。それがいつしか「正解」であると思っていました。が、体は正直だと言う事です。