あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

あかちゃん

怪我の功名

面白いねえ。 君が 病気の時に限って 君が 何にも出来ない くちゃくちゃの赤ちゃんだった頃の事を 思い出すんだよ。 (安定感抜群のお父さんの腕だったよね) (新生児だった頃の君。 お母さんは寝不足で目がパンパン) (6カ月くらいには新横綱みたいにな…

馬鹿親賛歌

私は オヤバカだ。 自覚はある。 私は バカオヤだ。 自他(主に主人)共に 認めている。 馬鹿で良かったと思っている。 今日は 下の子が 高熱を出して ぐったりしている。 (写真は全然関係ない 下の子がもっと小さかった時の物だ) 昨夜はゲロを浴びせられ…

男性ホルモン過多

冬には大人しくしていた雑草が、 春になるといきなり勢力を取り戻し、 伸びる、伸びる、のびーる! 豆粒のようだった君が、 ニョキッと発芽して、 ぷっくりとたわわになって、 どっしりとした 若木に育つ。 110センチ、19kg。 そろそろ 「おかーさん…

ブレブレモード

他の事は良いとして、 とにかく君が凄いと思うのです。 自分を安全圏に置いたり、 理屈をこねくり回したり、 疑心暗鬼になったり、 執念深く誰かの失敗を探したり、 底なしの羞恥心に埋もれたり、 無くても良い様なプライドを守ったり、 思ってもいない事を…

猫とウナギと。

雨模様の日。 少し心細いのか 家事をしている私の膝へ 猫みたいに纏わりついてくる君。 仕方がないので、 私も猫になりすまし、 腹を見せて 寝転んだりしながら、 君の膝にグリグリと頬擦りしてみる。 横顔を ぺったり床に付けて 下から天を見上げると、 笑…

ミモザ

花屋の店先に 黄色い小さなポンポンを 丁寧に縫い付けて房飾りにしたような 花があった。 ミモザだ、と しばらく見惚れた。 スッキリと晴れない 薄曇りの道を歩いて来たから 余計にその彩りが 心を掴んで離さなかったのだろう。 黄色という色は 何やら うん…

窓辺のおとぎ話

尊い雫が この世に 音を立てるように 窓辺で遊ぶ君が ぽつり 遠い異国の言葉を 発する。 何かに気を取られ、 秘密を漏らしてしまった時の 溜息の響き。 開け放たれた窓辺。 梅の香りに淡く染まった 人懐こい風がワッと溢れて、 時折、また人目を忘れた君が …

パパッと時短!『ご機嫌な毎日』の作り方

まず、 散歩道に 香りの良い花を一株見つけます。 今日は季節の花、水仙を用意してみました。 お出かけの用事は お買い物でも習い事でも構いません。 自分に合ったものを選びましょう。 帰宅後、 すぐに寝室を覗いてみて下さい。 散歩でうとうと眠くなった赤…

前方よし、後方よし、出発進行。

こうでなければならない、 という事は 意外な程、少ない。 絶対にこうあらなければならない、 と言い切れる事は、 どっちにしろ何とかなるよ、 という事に比べて 驚く程、少ない。 あれもこれもと 私達は正解を探してしまうけど、 赤ちゃんと暮らしていると …

旅日記を一筆。

懐かしい人の顔を見に、 山梨県に旅をしました。 出迎えてくれた方々は 心尽くしの手料理と 願っても得られない最高のロケーションと 温かいウッドデッキと 湧き上がるような笑い声と お日様の香りがする寝床と 語り終わらぬ程の夢と 明るい将来の展望と 再…

作法を以って、観る。

君の背中を 不用意に触らないようにしているの。 目的地へ向かう君の流れを さして重要でも無い要件で 邪魔をしてはいけないと。 君へ呼び掛けるのは 私の茶飯事なのだとしても、 君が根気強く「初めて」を味わっているのは それ以上に優先される事なのだか…

「最強」の称号

一生懸命こしらえた御馳走を 一口も食べずにひっくり返される。 話を真面目に聴かないと 手の平で膝を思いっきり叩かれる。 上手く眠れないと喚かれるたびに ぐっすり寝入るまで付き合わされる。 歩けないほど疲れたからと言って こっちがその倍以上疲れてい…

貴様、何者だ、邪魔立てすると斬り捨てるぞ。

掃除をすれば 掃除機のコードを引っ張る。 台所に立てば ガスコンロのスイッチを押す。 洗濯物をたためば 並べた衣類にダイビングする。 こら、赤ちゃん、 拙者、 天下御免の家事奉行にて 無法無頼を取り締まるお役目。 目に余る悪行の数々、 取り逃がしたと…

行け、キャタピラー!

ぽつん。 もぞ。 もぞもぞ。 ずん。 ずんずん。 どどんっ。

晴れ、時々、兄弟、後、我が家。

1歳を迎えた弟に 「お誕生日だね」 と、兄らしい口調で 得意げに語る5歳。 4本だけ歯が生えた口許を ポカンと開けて兄の顔を見上げる 弟。 我が家では 誰かの誕生日は ケーキを食べる日。 ホールケーキにしろ カットケーキにしろ 上にはロウソクが 輝いて…

初めまして。

初めまして。 君が観る そこからの風景は どうですか。 初めての 朝は、 どんな色をしていますか。 初めまして、 「1歳の君」。 これから、 よろしくお願いします。 お誕生日、 おめでとう。

頭、身体、爪先、当たり前。

息子に言いたかったのは、 当たり前である君が、 当たり前でない人を、 簡単に笑って欲しくないという事。 当たり前でない人には 当たり前でない人の 「当たり前」がある。 その人が望んだ当たり前であったとしても その人が望まなかった当たり前であったと…

お父さんには内緒だよ。

お父さんには、 内緒だよ。 ほんとは 布団で寝なくちゃ駄目なんだけど お母さんのお膝で 眠っちゃった。 ちゃんと僕も 一人で寝る事、出来るんだけど、 ついついずぼらでウトウトしちゃった。 ちょっとだけ。 ちょっとだけ。 しー。 お父さんには、 内緒だよ…

要するに、想像の斜め上と言うよりも、完全なる上方向と言う事ですね?

身の丈を知れ、 という罵倒は 上から目線で相手を 罵る言葉ですが、 自分サイズの願望を叶えるだけが 大和魂の渇望を満足させる手段とは 思えないのです。 身の丈を知らない、 または 身の丈がなんぼのもんじゃい、 という志こそが、 明日への扉を開く、 も…

そこに、あるから。

険しい斜面に立ち向かう 孤高のクライマーが 一人。 屏風の如くに眼前を遮る 世界有数の山岳地帯。 身を削り、 命の危険を冒しながら 彼は何故、 その峰へと挑み進むのか。 あわや、滑落! ふもとに張り出した わずかな起伏により 九死に一生を得る。 折れな…

懐かしい人探し

ありましたよね、 こういう絵本。 群衆の中から、 赤と白の縞模様の服を着た 眼鏡の青年を探すゲーム。 ん、どこ? あっ! ぴょこんっ! そこかぁ。

HAVE A NICE DAY !

忙しい合間に なんて馬鹿馬鹿しい事してたんだろう 私。 毎晩眠れなくて 君の泣き声に追いまくられて 意味も無く悲しくなったり 仕事中心の主人に八つ当たりしたり 世界中の孤独を集めて 勝手に背負い込んだり 自分だけが 薄暗い穴に放り込まれたみたいに 泣…

強引なセラピスト

あ、机に傷がっ! と叫ぶ前に、 「これどうぞ」 とお気に入りを 置いていく君。 こっちの心理状態なんて お構いなしだよね。 あんまり当たり前に 突っ込んで来るもんだから 身構える前に やられてしまう。 くさくさしてた嫌な気持ちも 吹き飛ばされてどこか…

病気の日は心も風邪の日。晴れる日を寝て待とう。

お腹の風邪が長引いて、 心細いのか、 私にくっついていないと 機嫌の悪い息子。 寒い廊下にも 暗いトイレにも 泣きながらハイハイで 付いて来る。 眉間に皺を寄せて 悲しそうな唸り声を上げて。 大丈夫、 どこにも行かないよ。 座れば、 膝に両手を伸ばす。…

オノマトペ(ミニ)

グーグル先生より 「オノマトペ: 自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語。 音象徴語。擬音語・擬声語・擬態語など。」 赤ちゃんの 主要構成要素は ほぼ間違いなく オノマトペ。 「へぁ?」 ブログを開設して、今日で、のべ10…

食い物、作る。

怒っていても 飯は食う。 泣いていても 飯は食う。 一匙ずつ少しずつ 微笑の失せた顔を歪めて 不機嫌な君が 飯を食う。 大丈夫、 君は生きられる。 大丈夫、 君に明日は来る。 一匙ずつ少しずつ お母さんと元気になろう。 (次男0歳、風邪二日目。一マス進…

暗がりに立つ灯台に昇り、黒い海原を眺めて、家へ帰る。母にはそんな夜の散歩があっても良いのです。

横になったまま 浅い眠りから目覚めれば、 私と同じ顔の傾きで 向かい合って眠る 病気の子。 対になった私達は 相似形の 生温かい 別れたばかりの萌芽。 苦しみの合間に わずかばかりの安眠を盗む 病んだ人の寝顔を見つめながら 生まれたての頃の君と過ごし…

気にせんでええんやで。 ※方言注意

しんどい時はな、 なんも気にせんでええんやで。 泣いて泣いて 駄々こねて 八つ当たりでも何でも したらええねん。 その千倍も万倍も あんたはしんどい想い しとるんやもん。 あんたは なんもかんも ほったらかしにしたらええんやで。 笑わんでええ。 我慢せ…

試される母

一つ訊いても構わないかい? 君は、 いったい、 母の 何を試そうと言うのだね?

接近戦

至近距離の 肉弾戦に持ち込まれると 勝てる気が しない。