あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

仕事

事件は現場で起きている、ケイデンスを上げろ!

シングルかーちゃんを続けていると、頭を抱え込みたくなる「まいったなあ」が1週間に最低5度は到来します。災難の方では、こっちの都合など関係ありません。「よっしゃこい、どっからでもかかってこんかーい」という時は平穏無事なくせに「さすがに、この…

500文字ブログ:最高の思いやり

長男はこのところ、私に対して解り易い嘘を吐きます。簡単に見破られてこっぴどく叱られるのだから、いい加減懲りればいいのにと思います。でも、その愚行を続けます。 私が他のお母さんよりも厳しい母親であるから結果的にそうなってしまうのかも知れません…

500文字ブログ:咲く場所は自分で決める。

「何も頑張らなくてもいいんだよ」と慰めてくれるセラピー本はたくさんあります。貴方はそのままで美しいのです、と丸ごと受け止めてくれる癒しの講座はたくさんあります。 でも、ただ泣く場所を求めているのではない人達には、恐らく、それでは物足りないの…

1000文字ブログ:ハーフサイズ→500文字ブログ:「女の子のおへその辺りにあるもの」

女の子は、少しいじわるに出来ています。 おへその辺りの深い所、もっと入り組んでいて温かい所に眠っている性質です。機嫌をこじらせた可愛い猫が、面倒臭そうに欠伸をするみたいな気怠い表情を女の子は、日に何回もしています。 女の子独自のそのこってり…

決定版・勉強を長続きさせる極意:ありとあらゆる知恵を絞って、いかにふざけるか、を真剣に考え出す事。

Word、Excelの資格など取得したのはもう20年近く前の話です。日常的に使うソフトであるものの、求める動作は限定されていますし、職種によって職場によって専用の別ソフトがメインになる事もしばしばです。ますます、保持資格は持ち腐れで、ひょんなきっか…

『好きな事だけして生きていく』っていうハイセンスな提唱に、おばさん、ちょっとだけ付け加えさせていただいても構いませんか?

人は慰められたいものであるのでしょう。我が身の正当性を気持ちよく肯定してくれる存在をいつも探してもいるのでしょう。書店にもコンビニエンスストアの陳列棚にも、生きづらい想いを抱えて働く我々を、丸ごと許し励ましてくれる内容の書籍は並べられてい…

泣かない人

はなから私は、自分が器用には生きられない種類の人間であるのは勘付いていました。少しの失敗や自分の不甲斐無さや、勝気な癖に妙に臆病である事などが重荷になり、それでも適当にいなす事が出来ずに視線が上げられない折がたびたびあります。環境が私を追…

夢と希望で膨らんで。

6月最後の金曜日は日差しに恵まれた風の強い一日になりそうです。子供達が起き出してくる前、早朝のベランダから東の空を見上げると明るい橙色と透き通った浅葱色が薄紫色の雲に区切られながら天空いっぱいに広がっていました。 日が昇ってからはカッと強い…

主人という人の、仕事というもの。

電話口の向こうの相手が誰だかは解りませんが、先に帰宅していた主人は仕事机に座り、かなり険しい表情でその電話先の相手を叱責していました。私は子供達を玄関先からリビングの方へと誘導したのですが、父親の在宅を喜ぶ彼等はすぐに主人の仕事部屋へ群が…

単発の想い・3連 Ⅲ

・収納について思う事 収納スペースが充実していると、確かに細々した物がそこへ収まるので片付けが上手に回っているように思えます。ただ、実際には目立った場所にモノが置かれていないわけで、物理的には「移動」しただけに過ぎません。我が家は主人の方針…

ははははペダリング。

坂の上の地区に住んでいますので、最寄りの駅に向かうには高低差がかなりある急坂を下ります。自転車のブレーキを構えて一気に下る直前、大きく開けた視界には、深い青に彩られた富士山の夏の勇姿が遠望出来ます。清らかな流れに飛び込む寸前のような、一瞬…

ブレイクします?

大きくチェーンを広げるカフェが、学生やサラリーマンの「自習室」として運営されているのを最近よく見かけるようになりました。店舗の意図はそこには恐らくないのでしょうけれど、長くテーブルを占拠する学習者に、一般の来店者である私は肩身が狭い想いを…

思い出のカメリア

「カメリア・シネンシス」 この単語を聞いてピンと来る人はかなりの「通」でしょう。 あるいは、その「業界の方」か「栽培されている方か」だと思われます。 けれども、私達は「これ」が製品になったものを日常的に目にしていますし、日常的に摂取しておりま…

私の手の中のリンゴは、何色をしていますか。

思いもよらぬ事で傷付くのは、暮らしの中にあれば誰でも茶飯事の事。取り立てて騒がなくても良いでしょうし、ましてそれを契機に自分を卑下しなくても良いと思います。特に仕事場では、オブラートに包まれていようが単刀直入に斬り込んでくる類であろうが、…

『あかりの森’s blog』を雑記帳たらしめている我が思考のいくつか(垂れ流し的な何かがあるので、覚悟のある方のみ入場可)

「日差しもすっかり夏らしくなりました。 夏の景物として知られるほととぎすは,死出の田長とも呼ばれ,この世とあの世を行き来すると言われています。ほととぎすがあの世の誰かに言伝をしてくれるとしたら,誰に何を伝えたいですか。」 出勤後、デスクに落…

「好き」の死角

「好きを仕事に」 耳ざわりの良い言葉です。歌が好きだから歌で食べていく、書く事が好きだから本を出版してお金を稼ぐ。夢がありますし、何より自分が世間に認められている証にもなりますし、こちらもハッピーならあちらもハッピー。きっとそれが理想的な世…

私達はスピリチュアル

デスクの脇に飾ろうと、拳サイズの観葉植物を買いました。雑貨屋で購入したので本体と器で400円の買い物です。機能的で清潔だけれども白を基調としたやや殺風景な職場。最低限の物だけを置いた私のデスクは、それこそどこに出しても恥ずかしくないほどの…

故人を偲ぶ。

主人は70歳で人生を終える、と心に決めているそうです。 男性の平均寿命よりも、少し若い一生ですね。希望は「生涯現役」。現在、47歳ですから、後23年生きられるとしてここまでで人生の2/3を消費した事になります。 健康な長生きに否定的なのではな…

「これくらい」の器に。

何という事はない。 器が大きいとか小さいとか それを推し測る計量カップが 器に対して大きいとか小さいとか その程度の話だ。 もっと問われていいのは 自分に嘘を吐かないか、だとか 今日も相手に親切だったか、だとか そういう計量できない物事への 自分の…

あらゆるオートクチュール

「じゃあ、何が出来るんですか」 じゃないだろう。 「じゃあ、何をしていこう」 だろうし、 「じゃあ、これをしようと思うんだけど?」 だろう。 居心地良くするってのは そんなところからしか始まらないよな。

不機嫌の居場所

楽しそうだと思ってやり始めた事を ドンドン熱中して続けていると 時々「そんなに楽しくない事」に出くわす。 「そんなに楽しくない事」を前にして 回れ右で引き返す人、 避けて通る人、 何とか妥協点を探す人、 当たって砕けろと思い決める人、 どれを選ぶ…

雨音の讃美歌

雨音のような さやさやとした歌声が 聴こえる。 閉じられたドアの隙間から そっと覗くと、 豆球の橙色の光の中で 布団を掛けた君が天井を見上げて 唇を動かしていた。 言葉を拾いながら 少し外した音程で 途切れ途切れの君の声が 薄暗い寝室に 流れている。 …

棚上げ

棚に上げて置こう。 今日しないといけない事も 明日しないといけない事も。 キリキリとして 自分を見失ってしまって 君達の事も後回しにしてしまって 何が大事か間違いそうになった瞬間、 君がとっさに踏んでくれたブレーキ。 片付かないあれこれ。 片付けな…

じっと手を観る。

誰かの為に頑張れている時は きっと自分の限界を超えている。 自分の為に頑張っている時は 苦しければ何度も修正が利くし どんなふうにも自分を慰める事が出来る。 行うのは自分だし 許すのも自分だから 納得しないまでも妥協点を見つけられたら 取りあえず…

はたらくおんな

「こうしたい」と言っている人よりも 「こうしておいた」と言い切れる人と 私は仕事がしたい。 人を喜ばせる事が出来る人は 自分自身を「語る」人ではないんですよね。 いつも話の中心に相手があって その相手がどうすれば気持ち良く過ごせるかを 提案できる…

旅人の心得

楽しい何かがあったから 幾つもの扉を開けて来たんじゃあなかったのかな。 赤ちゃんの頃の貴方は きっとそうだったでしょう。 楽しいと思ったから キッチンの戸棚を開けて回った。 楽しいと思ったから ゴミ箱からゴミを拾った。 楽しいと思ったから 畳まれた…