あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

感情

おかえり、赤ちゃん。

我が家を揺るがす「困り事」のトップに、子供達の体調不良が君臨します。予約も予定も仕事も支度も、全部がキャンセルになります。冷静になって事後対策を組み直すには、しばらく天を仰いで深呼吸をする必要があります。 気合を入れて現実と向かい合う度、何…

涙を流そう、今はそれで十分だよ。

頑張らない事を、頑張る必要はありません。ゆったりと生きようとする事を、焦って行う必要はありません。 心を解き放って、自分の本当の気持ちを素直に聴いてみましょう、と語り掛けられても、意識して続けている内に、何故か疲れてしまう事もあります。今、…

気に入ってくれなくて、ありがとうございます。

私を「気に食わない」と思ってくれる人がいて、良かったなあ、と思いました。私がわざわざその人の事を遠ざけなくても、相手が勝手に遠ざかってくれるからです。私が相手を吟味して「捨てる」「捨てない」を選ばなくてもいいのです。 縁を切るという作業は、…

幼き富める者

「小腹が空いた」という言い回しがあります。物凄く空腹ではないが、力仕事をするにはためらってしまう状況でしょうか。手っ取り早くおやつの1つ2つ口に放り込みたいような腹具合なのかも知れません。 一般的に健康的な生活をしている人が、うずくまってし…

光の野に、鳥を放つ

霜柱が立つような冷え込んだ朝が続いています。戸口に立って子供を見送る時、我が子の名を呼ぶと、私の唇から白くて丸い息が出ます。冷気に負けて、すぐに消えてしまう儚い湯気が、走り去る我が子に追いすがっては霧散してしまいます。 息子達の名は、籠るよ…

母の名はマリア

霊的なモノを感じる才能には恵まれなかった私です。初詣で祭殿には手を合わせますし、法事で神妙にお経も聴きますし、遅刻間際の神頼みはしょっちゅうしていながら、全く不調法、不心得者な為、ご利益とは無縁に過ごしています。幸い、天罰や仏罰には遭遇し…

神様ってさあ、結局は我慢強い人達だったんだよね。

しんどい時にユーモアを発揮するというのは並々でない「更なるしんどさ」があります。仕事と育児で切羽詰まっている瞬間に、努めて口角を上げているというのは至難です。他人から抉られるようなグサっと来る言葉を投げられたり、頭を掻き混ぜられるようなズ…

愛すべきサピエンス達

ゆったり暮らすとか、のんびり過ごすとか、時には張り詰めた自分を解き放つ期間があっても良いと思います。緩みを持たせていれば、次に訪れる緊急事態に素早く反応出来る余力を蓄えられる事があります。 だけれども、力まずに自然体でいるのと、無作為にズボ…

息子よ、「その先」を目指す、それを忘れなければ、方法なんて本当のところ大した問題ではないんだよ。

生まれて18年くらい経験値を積めば、大抵の判断は、まだ未熟だとしても自分なりに行えるのではないでしょうか。大学は「取りあえず」行く場所ではありませんし、会社は「取りあえず」働く場所でもないと思います。将来の夢はあっても無くても構いません。3…

遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ、我こそは「老害」なり!

ともあれ、凄い嫌悪だったのだろうと想像しています。怒鳴り立てたり、あからさまな批判として反論が返って来たわけではないので、相手の苛立ちがどれほど陰に籠ったものであったかは見定められませんでした。 私のメッセージが余りに軽々しかったのが駄目で…

執筆式健康法

明らかに擦り減りながら書いている時もあり、吐き出しながら書いている時もあります。どのような形にしろ自分の内なるモノを表に放り投げる行為は、精神的な「自己」の引っ越しみたいなものだと思う事があります。内面に散らばっていた名付けようのない事象…

鬼の眼にも、ってやつです。

私、弱いのです。そう告白すると、必ずと言って良い程、世間様を馬鹿にしているのか、と反論されます。男勝りで、強情で、子供の為ならブルドーザーでも担ぎそうな私のイメージとはそぐわないからでしょう。 主人と別居を始め1年を越えました。書類上では「…

その先

「合理的でない物の中に「その先」がある」。この言葉を聞いた時、とても「いいなあ」と私は思いました。無人ロケットや、無人深海探査機が各国の最先端の技術を駆使して製造されている世の中にあって、あえて生命の危機を犯して「有人」型を作り続けるのは…

気付いてしまいました、私の「バロメーター」。

そうそう、自分が子供達を叱る時に、意図せずにしていた癖があるので面白いから記しておこうと思います。 怒りの「沸騰具合」を、低い物から順に並べて1から4までにランクを付けます。 怒り度1:「おーい、そんな所に登ってたら危ないよぉ」と彼等の側に…

はい、ここでいったんCMです。

本当に良い物は、もっと大袈裟にもっと大っぴらにもっと情熱的にもっと諦めずに宣伝すれば良いのです。「人に知られて悪い理由」なんて存在しません。むしろ、人知れず知る人ぞ知るといった日陰の存在にしておくのは非常に勿体ない事ではないでしょうか。 自…

傷病名:「うるさいぞ、のび太の癖に」病

経験値が物を言う場面も多くあります。自分が経験した事を元にして、相手へ意見する事もあります。実体験として記憶にあるので、その体験をしている時の感情の動きや、その体験が困難を伴う物であれば、いかに克服してきたのかの筋道までを憶えている為、良…

運命=不運←そんな方程式、いらなくないですか?

「それが運命の人なら、例え、貴方が引きこもってたって必ず出会う」。最初に就いた仕事場で、同性の先輩に頂いた言葉です。序列の確固たる部署でしたから、彼女は年下でしたが、先輩でした。思いやりの深い、とても利発な方でした。面倒見も良く、決して相…

先輩、好きです!

思い込んだら、命、命、命懸けよ、なのは『さそり座の女』です。今風肉食系女子そのままですね。待っている人ではなく、好きな人には自分の想いを知らしめる姿勢、見上げたものです。 私はあいにくさそり座ではありませんが、意思表示は積極的に行うタイプで…

改めて、あかりの灯る森にしよう。

世界人口77億人分の150人。余りに分母が大きすぎるので「宇宙から見た、秘境の一軒家」のような印象でしょう。77億分の150が、私の『あかりの森』を訪れて下さっています。しかも、通り過ぎるだけではなくて、その150人の方々は定期的にピクニ…

白い繭

息子達が泣くと、私もどうしてか胸がギュっと絞まって、泣き出したくなる事があります。感情のままに心を表す子供に気持ちをかき乱されるとか、イライラが募って来るというのとは、全く違います。 私の子等は、意志表現が澱みなく出来る方ではありません。む…

重要なのは「皮膚より下」って事です。

失敗を正す事が出来るという能力は、実は物凄い事で、失敗をせずに物事を推し進める事が出来るという事よりも工夫と知力が必要な事なのです。失敗して学べる学習能力も試されますし、何より落胆している自分をあえて鼓舞する事で忍耐力を鍛えられるような気…

好奇心が猫を殺すって?それで死んじまうような猫は、それだけの猫だったってことさ。(ハードボイルド?)

ある占い師さんがおっしゃいました。「貴方は1つの場所に留まって居られない人である」と。場所は、「状態」とも言い換えられますし「時間」とも置き換えられるとの事でした。「飽きっぽいと言う事でしょうか」と尋ねると、そうではなくて、安定した途端に…

私に与えられた「幸い」は、きっと次の人への贈り物であるんだよなあ。

素晴らしい事があった日も、沈むような事があった日も、ちゃんと「当事者」でいたいものです。喜ばしい事があった日は、相手のお陰を感謝していたいですし、悲しむべき事があった日は、自分を見つめ直していきたいのです。その為には、何事も、無責任でなく…

500文字ブログ:お手入れのタイミング

原因不明の胃痛が、ここしばらく続いています。臍の辺りから両脇腹にかけてです。顔をしかめるほどではありませんが、断続的に痛みます。理由の分からない胸やけがあり、ゲップも込み上げてくるので、近所の内科を受診しました。 逆流性食道炎ではないか、と…

500文字ブログ:最高の思いやり

長男はこのところ、私に対して解り易い嘘を吐きます。簡単に見破られてこっぴどく叱られるのだから、いい加減懲りればいいのにと思います。でも、その愚行を続けます。 私が他のお母さんよりも厳しい母親であるから結果的にそうなってしまうのかも知れません…

500文字ブログ:還る場所、を考える。

予算の目途が立った途端、目的であった大きな買い物に躊躇する事があります。 「東京に家を建てる」と燃えていた私は、いったいどこへ行ったのでしょう。別居していても、たまに会っている主人と今までも様々な話をしてきました。持ち家を確保する事について…

500文字ブログ:咲く場所は自分で決める。

「何も頑張らなくてもいいんだよ」と慰めてくれるセラピー本はたくさんあります。貴方はそのままで美しいのです、と丸ごと受け止めてくれる癒しの講座はたくさんあります。 でも、ただ泣く場所を求めているのではない人達には、恐らく、それでは物足りないの…

ちちんぷいぷい、いたいの、いたいの、とんでいけ。

荒っぽい言い方をするなら、私達は誰一人例外なく、たぶん、一通り何かの「病気」なのだと思います。分厚い医学書にビッシリと書き連ねられた病名のみでは片付けられないような、細分化された名付け難い病魔と共存しているのです。 理由も無く悲しくなったり…

500文字ブログ:最期の激流

「水裂いて今生(こんじょう)の鮭のぼりけり」(大串章)。 目の前の激流を、傷付きながら懸命に身をよじり、登って行く多くの鮭達は、もう二度と元来た海へと生きて還る事は出来ないのです。子孫を繋ぐ為に突き動かされている鮭には、元々そんな悲壮感など…

500文字ブログ(ハーフサイズ始めました):まん丸である事。

カウンセラーやヒーラーに必要なのは、資格や経験ではなくて、自分の中身が「ちゃんとまん丸か」を見極める勘だと思います。占い師に必須なのも、霊感といった捉えどころの無い主観的なモノではなく、実は自身の身体の隅々が穏やかな物で満たされている充実…