あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

星影さやかに。

「CHIRONⅡ(ケイロン2)」は、1億4千万個の天体を描く事の出来るプラネタリウム投影機だそうです。人工的な光、月光、反射光などを全て取り除けば、我々がいる地上からも本来はそれほどの星空を見上げられるという事でもあるわけです。 空に浮かぶ…

南無、飯縄大権現

今日の東京は穏やかな冬日でありました。登山と言えば、各地に名峰ありながら、東京での手軽な山と言えば高尾山でありましょうか。八王子市にある600m足らずのなだらかな山です。2人の子供達を連れておりましたので、軽いハイキングのつもりで本日は登…

帰京

年末の30日から今日6日まで、長男は北海道へ旅に出ていました。彼の叔父である私の弟は苫小牧に在住の為、そこへしばらく居候をしていたのです。ほぼ1週間の旅程の内、現地で合流した私の母(息子にとっては祖母)と共に旭川にも遠出しました。 東京の羽…

「ぱれ部」活動日誌(『あかりの森’s bog』課外活動報告記):山中湖温泉(忍野八海→ホテルマウント富士→富士急ハイランド)8/18・19 後半 

旅の印象を大きく左右する要因の一つに宿泊施設の充実感があると思っています。山中湖のバス停からホテルのシャトルバスに乗り込み、我々一行は乗り合わせた中国人家族と共に今回の宿泊先である「ホテルマウント富士」へ向かいました。木立深い斜面をグイグ…

「ぱれ部」活動日誌(『あかりの森’s bog』課外活動報告記):山中湖温泉(忍野八海→ホテルマウント富士→富士急ハイランド)8/18・19 前半

山中湖温泉への旅。宿泊先は「ホテルマウント富士」で、1泊2日の小旅行でした。5歳園児と1歳半園児を連れ歩くには1泊くらいが丁度良いのかも知れません。JR立川駅からのホリデー快速はほぼ満席。家族はバラバラになりましたが、幸い全員が座れました…

あなどるなかれ、田舎はかくも厳粛な場に候。

ある程度の不便を無視すれば 田舎暮らしの「日常」は 子供達には目新しい宝物で溢れているようだ。 仏壇の線香立てでいたずらをしようとする次男。 かつていたずらを実行に移した経験を持つ長男。 眉間の皺を深くして何とか阻止しようと試みる彼等の祖母。 …

旅人の心得

楽しい何かがあったから 幾つもの扉を開けて来たんじゃあなかったのかな。 赤ちゃんの頃の貴方は きっとそうだったでしょう。 楽しいと思ったから キッチンの戸棚を開けて回った。 楽しいと思ったから ゴミ箱からゴミを拾った。 楽しいと思ったから 畳まれた…

春旅のご案内

「青い地球」を発見したのも 月へ初めて到達した旅人でした。 地球に住んでいても 気付かなかった事だったんですね。 違う場所から眺めると あ、そっかって解る事が随分多い。 あの人は美形だなとか この人は力持ちだなとか 右の屋根は高いなとか 目の前の海…

旅日記を一筆。

懐かしい人の顔を見に、 山梨県に旅をしました。 出迎えてくれた方々は 心尽くしの手料理と 願っても得られない最高のロケーションと 温かいウッドデッキと 湧き上がるような笑い声と お日様の香りがする寝床と 語り終わらぬ程の夢と 明るい将来の展望と 再…

和食・洋食・中華・弁当

日本の 弁当は 文化であると どこかの料理研究家か 民俗学評論家が 発言していたような、いなかったような。 料理は 熱い物は熱いうち 冷たい物は冷たいうち。 調理する側の理想と 提供される側の食欲の交差点に 満足がある、のだろう。 中でも、 弁当という…

母、ゲレンデに立つ。

子供というのは ある程度大きくなり、 自宅の留守番を頼まれるくらいの 年齢になると、 一人きりの退屈を紛らわせる為に しばしば、 奥まった場所にある本棚とか 滅多に開かない戸棚とかで 自分達の家族写真が納まった カラフルなアルバムとは別の、 古めか…

解りにくい人の、解りやすい想い

九州男児の主人は 筋金が背骨に一本入った 「男児」です。 ご時世に逆行しているのも 自分なりの信念で突き進んでいるのも 承知して、 いささか残念ではありますが、 私は連れ添っております。 有難うとか、 よろしくとか、 たった一言いってくれたらな、 と…

100人の君のファンになる。

本当に 心底好きだと それのどこが 好きなのかという質問が 実に無意味だという事に 気付く。 初めてのゲレンデに怯む事なく 小さなそりで挑んでいく君も、 勇気を出して 独りで知らない人達の中で 頑張る君も 転んでも こちらを振り向きもせず 折れない心で…

定番

定型とか スタンダードとか 標準とか 言い方は幾種類かあると思う。 エントランスに 螺旋を描く木の葉のオブジェが 据え付けられていて、 ロビーには 間接照明の温かい光が溢れていて セルフ式のドリンクバーには 巨大な暖炉がぱちぱちと 炎を揺らめかせてい…

「かっこいい」は、男を黙らせる。

「かっこいい」は 言わせてもらうが 「無敵」である。 殊に、 ターミナル駅で目撃する 新型車両のドッキングシーンなどは 最上級レベルのかっこよさだ。 加えて、 お弁当箱が 大好きな車両の形をしているだけで、 その旅行が ド派手に愉快なのは決定している…

思い出のファースト

周囲の人々の喜びの種、 笑顔の種。 長男のファーストシューズは おじいちゃん、おばあちゃんが ああでもないこうでもないと 選びに選んだ こだわりのブランド品(向かって左)。 次男の「よちよち」も 勿論、我が家の「幸せの種」 なんだけれど、 雪山へス…

大冒険への旅支度

倉庫から スーツケースを自宅へ運び込み 旅立ちの支度をします。 子供達が わらわらと寄って来て 「これ、なんだ?」 が、始まります。 初めて見る バカでかいスーツケース。 4人分のドキドキを運ぶ、 特大サイズです。 バスに乗るとか 電車を乗り継ぐとか …

時々、こども、時々、おとな

夢に描いたものに 現実世界で会いに行く。 温度や匂い 気配や声、音。 憧れの向こう側にある感情、感動。 ほんの少しのアンニュイ。 遠い眼差し。 目まぐるしく君の中に こどもとおとなが行き交い、 濃い空気と薄い空気が瞬時に入れ替わる。 知らない街に出…