社会
「物足りない」のを、余りマイナスのイメージで捉えない方が良いのかも知れません。満足している状態が10であるとするなら、「物足りない」状態は7分目か8分目くらいでしょうか。もうちょっと、何か足しても良い、少しくらいなら当たり障りのない物で埋…
「お金が無くても、何とかなります」に全幅の信頼は、残念ながら置けません。次にステップする為の、足掛かりになる元手は必要だと思いますし、破天荒な事で博打が出来る程、私は身軽でもありません。独り親であるとか、頼れる親類がいないとか、そういうど…
どうにでもなるよ、という事ほど、その当時は「一生懸命、どうにかしていた」気がするのです。今でこそ「ああ、結局何とかなった」と思い出せる事ほど、自分が無い知恵を絞って何とかなるように踏ん張っていたのですよね。 どうにかなればいいな、と願いなが…
人が幸せそうなのを観て、イラッとしても全然かまわないと思います。笑っている他人を、ちょっとは遠慮しろ、と「心の中で」罵っても良いと思います。人の幸福を素直に共感して祝ってあげられないのは、由々しい性格上の欠陥だ、くらいに、世間は非難してく…
根底に流れている物は様々ですが、人を繋ぐ材料は「思いやり」でしか有り得ないのではないでしょうか。近しい間柄、例えば、それが親子でも夫婦でも師弟でもです。そして、一方向からだけが、手厚いものでも関係は崩れます。双方が、丁度良い思いやりを発揮…
奇跡のような事が、毎日起こっています。私の『雑記帳』、またの名を『あかりの森’s blog』へ日課みたいにして訪問して下さる方々がいるのです。自分の備忘録にと始めたブログですので、偶然通りかかった人達がフォロワーになって下さる事も、とてもくすぐっ…
私は「物語」のあるモノを好きになる性質です。古民家に心惹かれるのは、そこに蓄積した歴史であったり昔の人々の気配であったりが散見されるからなのでしょう。古物商で安価な小皿を買ったり、部屋の暖簾にでも使おうと古布を手にしたりするのもそれの類で…
すれ違う外国人の方が、晴天の空から切り取ったような美しいブルーのスカーフを巻いていました。赤と黒の大きなチェック柄の外套を羽織って、パッチワークの帽子は無彩色の様々な布で仕立てられています。肩幅の広い、むっちりしたシルエットで、これらを上…
1つのモノを、変わらず好きでい続けるのは難しいです。心変わりをせざるを得なくなったり、本当に心が移ってしまっても、それを負い目に感じる事はないと思います。一途でいる事の方が稀で、1つのモノに関わり続ける事の方が、時に危険である場合もあるか…
救いの道への一歩は他力本願から出発してはならないのだな、という事を実感します。殊に子供関係の困り事では、最終的に専門機関や専門職の方に相談するにしろ、最初からの向こう側よりのアプローチはありません。必要な情報は自分で取りに行かなければいけ…
人と人の間で暮らしているのだから、例え、苦手な相手が居ても構わないと7歳の長男には伝えてあります。皆仲良く、というのは理想だとして、仲良くしなくてはならないが故に自分を潰す必要はありません。彼に学んで欲しいのは、相手との距離の取り方である…
ともあれ、凄い嫌悪だったのだろうと想像しています。怒鳴り立てたり、あからさまな批判として反論が返って来たわけではないので、相手の苛立ちがどれほど陰に籠ったものであったかは見定められませんでした。 私のメッセージが余りに軽々しかったのが駄目で…