有難う、優しい君よ。
日曜日
気持ち良く晴れた一日
風邪を引いた君に
寄り添って過ごす。
有難う、優しい君よ。
時々、君がブレーキをかけてくれるから
お母さんは
大事な事を見失わずにいられるんだ。
有難う、優しい君よ。
お母さんのお腹にいた頃から君は
お母さんが頑張り過ぎるのを
そっと叱ってくれたよね。
やんちゃ過ぎるお兄ちゃんにも、
神経質なのに破天荒なお父さんにも、
おっとりとした君は
ずっと良い子を演じてくれてる。
有難う、優しい君よ。
今日はうんと我が儘になるといい。
その悲しさも、
その息苦しさも、
お母さんに預けて
眠ればいい。
次に目が覚めた時、
ぎゅっといっぱい
抱っこしよう。