あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

「しっくり」を模索している最中に面倒になるから「お気楽」だと勘違いされてしまう不運

自分の居場所を探すとか、

価値観を見出すとか、

血気盛んな頃には、

労力を厭いませんでした。

自分好みでないものを

自分色に染めようと

躍起になったものでした。

 

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老成したわけではなく、

今でも自分は若者気取りでありますが、

ところどころ、

こわばりを解く術を身につけたので、

だいぶ、ひょろりひょろりと

生きているように見えるようです。

 

こんな私だって、

腹も立つし、

嘆く事もあるし、

だらしないところだって

満載なんです。

だけれども、

あんまり

無理くり相手を自分に寄せて添わせて

閉じ込めたところで、

互いに嫌気がさして疲れてしまうでしょう。

 

良い言葉で言えば

諦め上手っていうのになるんですかね。

根を詰めて、

息が詰まるっていうの、

何だか馬鹿馬鹿しくて。

 

家族が増えるとね、

皆がうまく収まる枠組みっていうのか

手ごろな箱っていうのか、

そういうのが、自分の中に必要になって

くるんですよ、きっと。

 

切ないとは思いませんが、

ちょっとばかり不運だとは思います。

これもまた面白い人の世なんですよね。

真っ白でスッポンポンな

大根みたいに、のんべんだらりと

目先の不幸に溜息吐いていようと

思います。

そんな私を観て、

膝の上で子供達がクスクス笑って

くれるんだったら、

それはそれで、

なかなか

良い人生じゃあ、

ありませんかね。