あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

母を終わる時間

別室から

低く規則正しい

主人のいびきが聞こえる。

温かい布団の中で

子供達も父親に寄り添って

夢の中をさまよっている。

夜中の12時をいくらか過ぎて

私はリビングに一人

今日ようやくの

自分の時間を持つ。

 

いや、

「今日」と書いたが

もう日付を跨いでいるので

深夜、とするのが

良いのだろうな。

 

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正月休みの主人の助太刀があっても

子供二人との真剣勝負は

こちらにだいぶ分が悪い。

満身創痍で夜を迎え、

決死の覚悟で朝日に向かう。

 

こんなドタバタ劇も

振り返れば一瞬の出来事なのだろうけれど

まだまだ、

「あの頃は良かったわね」

と甘い溜息を吐ける折り返し地点に

私は到達していない。

 

今日一日を無事終えられた。

眠りに着く前のしばらくの憩いを

つらつらと思うままに

思い巡らせ、書き綴り。

ああ、今日も座ってご飯、食べられなかったな、

とかね。

 

おやおや、

次男の夜泣きの声。

安眠型の主人は起きない。

束の間の

「誰の物でもない自分」は

一旦停止。

 

母を終わる時間は

まだ少し

後のようだ。