2018-01-14 和食・洋食・中華・弁当 旅 感情 雑記 日本の 弁当は 文化であると どこかの料理研究家か 民俗学評論家が 発言していたような、いなかったような。 料理は 熱い物は熱いうち 冷たい物は冷たいうち。 調理する側の理想と 提供される側の食欲の交差点に 満足がある、のだろう。 中でも、 弁当というのは 携帯食で非常食で 時に家庭的で、 はたまた御馳走で。 属性も曖昧で、 常温のくせに 妙に美味くて、 封を切った時の 高揚感は、 他の物に例えようが無い。 そして、 映りゆく景色を眺めながら食べ進める 旅情たっぷりの弁当ほど 私を黙らせる物は恐らく、無い。 『峠の釜めし』1,000円。 しかと、その名を覚えたぞ。