あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

君のスタンダード

花を観て

褒める人よりも

根っこを観て

称える人であって下さい。

 

子犬を観て

喜ぶ人よりも

老犬を観て

労わる人であって下さい。

 

その今の君のままで

抱き締める相手を見失わないで。

 

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好きになる事を

けちけちしないで。

誰かを好きになるのに

何かを好きになるのに

コツなんてないんだから。

自分でない相手に

思い入れて裏切られる恐ればかりを

相棒にしないで。

より生きやすい方ばかりを

正解だと思わないで。

 

凍えそうな人がいたら

君の言葉で暖を取らせてあげて下さい。

病に悩む人がいたら

君の眼差しで癒してあげて下さい。

 

人間はさみしいんです。

たった一人で生まれて

たった一人で死んでいくから。

怒ってる人の心の中は

本当は燃えているんじゃなくて

防いでも防ぎ切れない

執念深い雨がどうどうと降っているのかも知れない。

君を攻撃する人の心の中は

鉄くずみたいな悲しみで

身動きが取れない状態なのかも知れない。

 

この世界は

やっと呼吸をしている人だらけなんです。

テーマに沿って

夢を語っているだけなんです。

笑顔でいるなあと思った人は、

実は苦しさに耐えきれず

反射的に口角を上げてみただけかも知れない。

 

どうか

曇らない君でいて下さい。

自分を無理に

物分かりの良い人の方へ

勘定しないで下さい。

勇気を振り絞って

寂しさを訴えた人を

小心者と断言しないで下さい。

 

誰にでも通じる面白い事を

鵜呑みになんてしないで下さい。

どっちつかずが平和の近道だと

信じこんだりしないで下さい。

 

君の一喜一憂は

どこまでも限りなく、

君の一喜一憂で

終わらせて下さいね。

始まりのピンを打つのは

君自身であって欲しい。

 

君がゴールと決めた場所に

泥だらけの君の靴で

真っ白いボールを

叩き込んで欲しい。