旅日記を一筆。
懐かしい人の顔を見に、
山梨県に旅をしました。
出迎えてくれた方々は
心尽くしの手料理と
願っても得られない最高のロケーションと
温かいウッドデッキと
湧き上がるような笑い声と
お日様の香りがする寝床と
語り終わらぬ程の夢と
明るい将来の展望と
再会の為の次の約束とを
私達家族に
プレゼントしてくれました。
迫力満点、山盛りのお稲荷さん。
いくらでも箸が進む、お煮しめ。
日差しが燦々と注ぐウッドデッキでのお好み焼きは旨さ倍増。
子供達は散るように走り出し、
笑い転げ、
枯れた畑の畔で両手に
早春の荒々しい風を掴んで遊ぶ。
縁側のデッキから大人達は、
野放しにした子供達を遠い目で追いながら
我が家自慢をしてみたり。
赤ちゃんの足の裏には
床暖房よりもほのぼのとした陽の光。
手伝うのか、邪魔をしたいのか
物珍しそうに御馳走の食材を吟味する幼い人。
ハンモックは実にお誂え向きで、
大人も子供も駄目にしちゃうほど楽しい。
赤ちゃんが乗ると
笹団子か
エンドウ豆の鞘みたいになるんですよね。
ここに来られた事に感謝。
ここを住処として選んでくれた友人に感謝。
楽しい思い出をおすそ分けしてくれる方々に感謝。
繋がり合える縁に感謝。
その掛け替えのない縁を結んでくれた子供達に感謝。
感謝して一日を終えられる、
そんな場所と時を惜しげもなく与えてくれる
尊いきっかけ達に
深く深く
感謝。