あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

ままならぬまにまに

何かを「こうだ」と決めつけるのは

難しいよなあ。

判断、決断、評価、審判、議決、結論……。

決めなければ、何も進まないのだけれど

たくさんの感情が入り乱れて

グリグリ混ぜた絵具みたいに

元の色から変化するでしょう。

どうもそれがね、

決めつける事を躊躇させたり

結ぶ事を迷わせたりするんだね。

 

だからと言って、

野放図に伸び放題にして良い事柄というのも

そうあるものではない。

先延ばしにして何とかなる物なら構わないのだけれど

世の中はそればかりでは成り立たないらしい。

どうにでもなれ、

どうにもならない、

どうこうできない、

そういう事にでも

それなりの

終わりの形が待っている訳で、

誰かの手が加わるにしろ

自然分解するにしろ

長い時間がかかろうが

短時間で済もうが

恐らく変化しないモノは

何一つありはしないんだよね。

 

そこに加える手心であったり

酌量の余地であったりは

微々たる流れに過ぎないとは

思っている。

形を変えてしまうものへ

配慮と敬意と見守り見届ける姿勢を

少なくとも失ってはいけないのだと

そう、私は思っているんです。

勿論、大したことなんてできゃあしないんです。

私の力の何ほどの物が、

大きなうねりの方向を変えるでしょうか。

けれど、何気なく放り投げた石ころが

澱みの一部に幾重にも輪を作るのだとしたら、

そんな微々たるものでも

おろそかにしてはいけないのだろうなとは

考えているんですよね。

 

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(昨日、長男が通う保育園で、あってはならない(とされる)事件が

起きました。長男は被害者として扱われ、大人が加害者になってしまい

ました。私は保育園から呼び出しを受け、幾人かの人から謝罪を受けました。

私の与り知らぬ所で起きた事件で、その上、保育園の今後を左右する大きな

案件であった事に私自身が困惑しております。家長である主人に我が家の

今後の対応は移りました。私は一歩下がった場所で事の成り行きを見守る

立場になりました。万事が穏便に過ぎる事を望むばかりが賢明ではないでしょう。

しかしながら、方々の納得がいく筋道で解決に向かって欲しいと願うばかりです。

思うに任せぬ事が、子育てには付いて回ると改めて知る昨日でありました。)