2018-03-30 惑乱 季節 感情 出し惜しみの無い 乱暴な美しさに 息を飲み、 至る所に散らばっていた視線は やがて 適当な収拾を見出し、 長い時間をかけて、 冷静さを取り戻し、 酩酊していた自分の浮足立ちを 少なからず、いましめ、いましめ、 すとんと落ちた先に、 ようやくの 春を 確かめる午後。