あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

議題:異文化交流

 何でもかんでも揉め事にするのは賢明ではありませんが、我が家の場合、主人と私が全く別の惑星に住んでいる「異星人同士」でありますので、1から10までが異文化交流なのであります。6年夫婦をやっておりますが、それはもう毎日が新発見、驚きの連続です、お互いが。

 一つには子供の食事に対する価値観の違いです。私はせめて3歳くらいまでは子供に生クリームたっぷりのケーキや、チョコレート菓子、アイスクリーム、キャンディー等を与えないようにしたいです。駄菓子の類も、自分でお小遣いを使うようになれば自ずと友達同士で勝手に飲み食いすると想像しているので、あえて親の方から積極的に渡さなくても良いと判断しておりました。一方、主人はそうでないらしく(自身がスナック菓子やアイスクリームが好きなので)うるさい私の目を盗んで子供達に買い食いをさせる方なのです。食事作りが出来ない彼は、私が職場から帰るまでに空腹であれば酒のつまみにポテトチップスを一袋、軽く空けてしまうタイプの人。つい先日もそれで私の怒りが爆発したのですが、自分が間食をするついでに、1歳児の次男にスナック菓子をホイホイやってしまっていたり、あまつさえそれに悪びれもせず「お前(私)の食事の用意が遅いからだ」と反撃。火に油を注がれた私は更にヒートアップするという出来事がありました。

 確かに、私が帰宅後そのまま台所に立っても、食卓に食事を並べるまでは時間ロスが発生します。子供達も空腹のまま悲しい思いをするでしょう。苦肉の策でバナナやレーズンパンを囓らせておくという手もあります(実行もしていますが、不本意)。かと言って、お菓子でお腹を膨らませて満足させるのは、私には生理的に受け付けられない事であったのです。「食事作りが面倒なら、コンビニ飯でいいじゃないか」の理屈も、何となく受け入れられない私は(意固地な自分)、たぶん、気持ちが狭いのだろうと思います。せっかく手作り出来るように予定を組んで、買い物をして、下ごしらえまで済ませておき帰宅してからの怒濤の調理。これの段取りまでを組み立てていたのに、何だか立つ瀬がないなあと思ってしまうのです。別に「私の頑張りを汲み取れ」と言っているではなくて、ですね。などと、ため息が出てしまうんです。

 人類が火星に移住するのに後何十年かかるかは分かりませんが、我が家の異文化交流はまたしばらく難航しそうな雲行きであるらしいです。

 

 

 (1000文字雑記)