あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ、我こそは「老害」なり!

 ともあれ、凄い嫌悪だったのだろうと想像しています。怒鳴り立てたり、あからさまな批判として反論が返って来たわけではないので、相手の苛立ちがどれほど陰に籠ったものであったかは見定められませんでした。

 私のメッセージが余りに軽々しかったのが駄目でした。故意に相手を侮るつもりも、非難するつもりもなかったのですが、発した言葉が受け手に届くころに変質してしまっている事故は日常においてしばしば起こります。

 以前の私なら、弁明に努力していたと思います。相手が被った傷を少しでも浅い物にする為に、言葉を尽くして行き違いの説明をしていたでしょう。結果的に更にこじれる事も少なくはなかったです。自分を悪く見られたくないというさもしい気持ちもありました。

 しかし、このところそのいちいち自分を取り繕う労力が惜しいと感じるようになってしまいました。私を嫌う人は、どうしたところで嫌うのです。真心込めて謝罪しても門前払いする相手であるのなら、もう仕方ない、と見切ってしまうようになりました。私こそ、気力と体力が減退してきているのかも知れません。

 好いてくれる人にこそ、好きと言いたい。老いていく身は、そうして我が儘になって参ります。