あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

神様ってさあ、結局は我慢強い人達だったんだよね。

 しんどい時にユーモアを発揮するというのは並々でない「更なるしんどさ」があります。仕事と育児で切羽詰まっている瞬間に、努めて口角を上げているというのは至難です。他人から抉られるようなグサっと来る言葉を投げられたり、頭を掻き混ぜられるようなズバっとした指摘を受けたり、ここはユーモアの発揮しどころだぞ、と解っていても瞬発力が全く出ないケースが、ままあるのです。

 一番手に負えないのは、やはり「正義は我にあり」と確信している人でしょうか。彼には信じて疑わない整然とした大義があり、手には「錦の御旗」を掲げているので歯向かって来る相手のみならず、正反対の意見を持つ人にまで容赦がありません。

 正義を掲げた人は本当に恐ろしいと私は思います。コレを貫く為にとる行動に、手加減がないからです。暴力にしろ、暴言にしろ、自分と異なる「正義である自分とは違う人」に対して、何をしても良いような錯覚さえ覚えてしまうのかも知れません。

 自分と異なる人は、まるで正しくない人であるかのように扱う人を多く見かけます。攻撃する前に、相手をよく見て、立ち止まって考えて、ほんの少しのユーモアで笑顔を交換出来る自分でありたいと強く思います。