あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

あっちもこっちも、どこでもドングリ。

 どうにでもなるよ、という事ほど、その当時は「一生懸命、どうにかしていた」気がするのです。今でこそ「ああ、結局何とかなった」と思い出せる事ほど、自分が無い知恵を絞って何とかなるように踏ん張っていたのですよね。

 どうにかなればいいな、と願いながら、どうにもならない状況をどうにかしようと頑張る人を見ると、つい、応援したくなってしまうのは、そうした自分自身の体験から端を発しているからだと思います。子育てなどは、自然とどうにかなるものばかりではありません。恵まれた環境で自分はノータッチで、成り行きがそうだっただけ、と言い切ってしまえる場合でも、それに関わる人達にはきっとそれぞれの想いが廻っていたはずです。無感動、無条件、無関心は、多分、有り得なかったのではないでしょうか。

 いっぱしの事を、高飛車に語っている私でさえ、多くの「近しい人」と「中間くらいの人」と「遠からん人」とのあれやこれやで、今の形と今の立ち位置を頂いているはずです。ちょっとした工夫で、はもしかしたら誰にとってもの「ちょっとした」ではなかったかも知れません。偶然と思っていた事ほど、誰かのお陰様の可能性があります。

 「手間のかかる私」です。