「人」が作る、って事なんだよなあ、結局。

　私は２歳離れた弟を持つ「姉」です。この私が４歳差の２人の息子を持っています。

今、私は仕事で「営業部」に属しているのですが、当然ながら、部署には営業部長と何人かの営業部員が所属しています。部長は女性で、御兄弟は弟さんがいらっしゃいます。課長は男性で弟さんがいる「お兄ちゃん」です。その他の営業部員はご自身が「弟」である方々ばかりです。

　生まれた順番など、性格作りにどれほどの影響があるかは定かではありません。長らく親しまれて来た「血液型占い」や「星占い」の類と同じほどの信憑性かも知れません。とは言え、メンバーとそれぞれお話する、仕事をする、関わりを持つ機会に恵まれて、気付く事もありました。

　「姉（私も含めて）」は、順序立てて仕事を運ぶのが好きなようです。「弟」は、その場の雰囲気、特に、自分の気持ちややる気を優先する傾向にあるみたいです。理屈、道理、筋道がハッキリしている事に安心感を覚える「上の子」と、状況、空気感、直観で今後の行動を臨機応変に変動させていく「下の子」の違いが、実に面白かったです。我が家の息子等にも言える事なのですが、実直さと対応力の２つが組み合わさるからこそ「回る」事は多いです。