あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

自愛

 暇潰しに何かをする事が私にはあまりないので、さては生まれながらの貧乏性かも知れないと最近つくづく思うのです。待ち合わせの場所で人を待つ時には、街の風景を眺めて約束の時間までを過ごします。通勤時間は電車が満員の時間帯ですから電車内で人に寄りかかって寝ています。昼休みは1時間タップリありますが、元々、食事を終えるのが遅いので、十分に時間を使えます。読みかけの本に没頭したり、溜まった家事を片付けたり、時間が出来れば普段手を付けられていなかった大きな物の片づけをしているのです。

 朝起きて、寝付くまで、緩急はあるものの間断なく続く我が家の「物事」は、私を貧しくしているのでしょうか。これといって削られていく感覚はないので安心して暮らしているのですが、それは無意識である事の危険を察知出来ていないだけなのでしょうか。

 風邪気味の時、喉の痛みで目覚めて困る事があるとします。体の不調によって、やっと自分にブレーキを掛ける機会を得る事もあります。何に頼るでもなく、自分が自分を守ろうとしているのだと感じるのです。手を止めて、目を瞑って、耳を澄ませて、手指を敏感にして、熱を持つ部分に真摯に向かい合う事も、自愛です。