あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

自然なんて、そんなもの。

 室内遊技場で子供達と無心になって遊びました。カーペットの上に散らばった大きなブロックを組み立てて、秘密基地を作るミッションをひたすら続けました。1つの塊が大人の顔の2倍ほどもある大きなブロックです。2人の息子達と、大小のブロックを拾っては積み、拾っては積み、汗かきの長男は頭がぐっしょりになりました。

 「こっちに窓を作ろうよ」「入口はこっちだよ」と、互いに声を掛けながら、基地をドンドン組み立てて行きます。しばらくすると、私の肩を凌ぐような構造物が出来上がりました。基地の中で、建設中の壁を見上げていた次男は大喜びです。現場監督兼建設員の長男は厳しい表情で仕上がりを見つめています。

 我が家の作品に、やがてどこからともなくワラワラと子供等が寄ってきました。周囲には彼等の保護者らしき人影はありません。小さな男の子は別のおもちゃでこしらえた「掃除機」を持って来てくれました。違う男の子は更に基地に改造を加えようとアイディアを我々に語り掛けてきます。

 面白さというのは、提供するものではないのかも知れません。心から楽しむ人がその場にいれば良いのです。「輪」は自ずと広がります。たき火の温もりが人を集めるように。