あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

欠ける如くに。

物足りないままでありたい、と願う。私はいつも装飾が過ぎている。

もう少し、何か、足した方がいいのじゃあないかと、人が親切に眼差しを向け、そうしてすぐに通り過ぎて行ってくれるくらいに、わずかばかり不便な人間であれたら、と思う。

この、疲れにも似た、憔悴にも似た、ダラダラと鼻の先から吐き出される煙のようなモノは、およそ、そういった自分の身の中に起こる震えが具現化したものであろう。

それと解るほど主張はない代物だけれど、改めて認識してみると結構、精神的にはこたえる。

満たされていれば何とかなりそうな感覚にはなるが、実はこれも「物足りない」が解決し得る事であるのだ。元々、私は、めいっぱいでいる事は不得手なタチなのだとこの頃、認識し始めた。めいっぱいの時が一番イキイキして人目には映るのだけれど、どこかで自分が崩れていると思っている。

なりふりを構いたい、そういうまともな気持ちでいるわけではないが、心に掛かる。