あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

こう

「こうだったらいいのにな」は、もう解決の糸口なんだと、いつか読んだ事がある。「こうだったらいいのにな」の「こう」は、つまり、それが実現した時の風景だったり、物体だったり、人々の喜びの空間だったりするわけだ。

「何か良い物作ろうよ」という人は、世間にはたくさんいて「どういうのが良い事なのか」を考える人もたくさんいる。勿論、空想を膨らませるだけの場合もあるけれども、特定の技術を持っている人達(プロフェッショナルとも呼ぶ)は、「これ、どうですか」のアイディアを元に、完璧なまでの「これ」を作り上げることも可能になってしまう。

「何か良い物を作ろうよ」の「何か」は曖昧すぎて、掴みどころがないので、図面を引いたり、流れを作る所からつまずく事も多い。だけれども「こうだったらいいのにな」には既に「こう」という発想の種がビッシリと詰まっている。

「こう」を望む人達のどこかへプロが関わって、次々に生まれる「良い」。