あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

更地にして考える。

骨格形成のため、我々の体内には骨芽細胞と壊骨細胞がある。インド神話には、世界の万物を産む創造神と、世を新陳代謝させ、万物を無にしようとする破壊神が登場する。

物事が整うには、双方の力が拮抗せねばならないとすると、私達が今の位置よりも変化を求めるなら、上手に壊す事を学ばねばならないのかとも考える。

良い物を作る、画期的なアイディアを発表する、それを続ける要素として、最初からそこにあったものを一度壊す。自分の概念そのものを「自分でなくなるところまで」砕く。これを実行するのが最善であるのだろうか。

新しい花を活けるには、その花瓶を飾るスペースを片付けねばならない。次の問題点を炙り出すには、現在の問題点が解決していなければならない。コロナ禍の影響で、多くの気付きがあり、普段見過ごしていた不要な物事が浮き出してきた。「この先」を機能的なものにするのならば、研ぎ澄まされた鋭い刃で現状を研磨する作業をしたい。