あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

どこに「センス」とやらが、あるかという事です。

 営業会議の席で、1つの提案をしました。それについてある社員が反論をしました。会社の業績を伸ばす為に何をしたらいいかを話し合う場で、改善点の提案に対して、批判をする内容でした。

 業績アップは必須です。夢や未来や理想も、その土台を構築するから実現出来るのです。資金、システム、動力からの豊かな見通しがあります。あえて私が言いたかったのは動力として現場にいる社員が気持ち良く互いを助け合う為の工夫を、互いが出来ないかという事でした。相手はこれをどう受け取ったのかは解りません。そんな些細な事を問題にする事自体がナンセンスだと言い放ちました。

 しかし、互いがすれ違う会社で産み出されるモノに、品質や生産性が伴うでしょうか。まして、大勢で1つの事を成し遂げている現場同士の歯車がかみ合っていないのを軽視して、何が売り上げアップかと私は残念に思ったのでした。

 相手にも相手の言い分があるでしょう。誰にでもその人なりの言い分があります。それを擦り合わせての前進があるのも当然ではないでしょうか。

 単なる批評家は議場には必要ないのです。代案も提出せずふんぞり返っている彼に、その時、営業社員としての誇りはあったのでしょうか。