あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

道理を学ぶ。

 長男が学童保育所で、顔に引っかき傷を作って帰ってきました。普段は仲の良い男友達と、喧嘩をした末の負傷でした。小鼻から唇の端を通って顎まで弧を描いた赤い傷跡。頬の所々にも少し、サクランボ大の腫れがありました。

 周囲の監督員が止めに入る間もなく、言い争いから一気に取り組みになったと言うのです。

 夜、迎えに行った時に、機嫌よく出て来た息子の顔にそのような傷跡があったので、母親としてはギョっとしましたが、本人は至って平然としています。男の子はこういう物でしょうけれども私が気になったのは息子と相手のどちらに非があるかという事でした。やられたからやりかえした、では、同罪です。喧嘩の発端が相手の無茶でも、息子が手を出して応戦したのであれば私は彼を庇う事は出来ません。

 たどたどしく息子が私に説明するには、相手の子が息子の遊びを最初に邪魔したとの事でした。怒った息子が相手に反論したところ掴み合いに発展したと言うのです。

 7歳の息子に、大人の対応を求めるのは無理かもしれません。でも、身を守る、自分の立場を正当化する為には踏まなければならない手順もあります。その手順を学ぶ良い機会を今回、私達は得たのだと思いました。