あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

教授、つまり、貴女は、それが言いたいだけなのではありませんか?

 求める力が強いから欲しい物を得るのが犬、だとすると、求めないから与えられる事を熟知しているのが猫、かも知れません。実際は、野生のモノであるので基本的な欲求には忠実ですし、命を繋ぐ行動に関してはどちらとも妥協はしないことでしょう。そこをあえてイメージで手前勝手に捉えるとするなら、犬の情熱と猫の理性は本当に見習う所が多いと言えそうです。

 犬の行動力と瞬発力があれば、相手はその健気さについ胸を開いてしまうでしょう。猫の冷静さと応用力の高さがあれば、相手の信頼を勝ち取るに非常に有利です。

 相反するモノに惹かれるという特性が我々にあるのなら、社会的に規律を守って厳格な環境に身を置く人が、猫で自由な空気を味わいたくなる気持ちは想像に難くないでしょう。一方で、緊張を強いられる現場で、必要な距離を保って対象と接する仕事に就いている人は、無防備に好意を全身で表す愛情深い犬に安心感を得るかも知れません。

 犬も猫も、人の為にそういう性質に生まれ付いたわけではありませんが、パートナーとしては最高の資質を保持していると言わざるを得ません。

 そうそう、最高という面においては「赤ちゃん」という生物は格別です。パーフェクト。