あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

あかり

 散文的な記載(詩的な表現も含めて)と明瞭な文体と、どちらがより自分の雑記表現として自分に正直であろうか、と、思い描きます。『あかりの森’s blog』を立ち上げた頃は、キャンバスに絵筆を遊ばせるような気ままな記述が多かったように思います。2018年の今くらいの過去記事を振り返ると、特にそれが顕著でありました。

 上から降って来るモノを、自分の言葉に置き換えようとして、それでも物足りなくて、色々な絵の具を混ぜてでもいるような、苦心と、楽しさがないまぜになった表現が目立ちます。

 文章を意識するようになったのは、やはり、主人と一緒に暮らせなくなってから、でしょうか。内省を深くし始めたのもそうですし、ピアノの鍵盤の上にもう、自由に指を運べなくなってしまったのだと思うのです。

 私の心に浮かぶ事象に、言葉は本当に正直で忠実です。事細かにごまかしを入れなくても、等身大の私が、私が見守り育てる「森」を、丹精込めて慈しみ続けようとしているのです。

 言葉が枯れる時、私の根源も干上がる時なのだと今でも漠然と感じます。

 広がって行く私の輪郭を、上手に繋ぎ止めてくれるのも、恐らく、私の言葉に違いありません。大切に培って行きたい、生命の種。