あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

「そんなことくらいで」の「そんな」を、もっと真剣にやってみたい。

 複雑な事を、複雑なまま受け入れる力が私は欲しいのです。絡み合ったモノを、単純化して解り易く、誰にでも取り扱い易くして提供できたり、共有できたりすれば最高なのですが、どうしてもそれ以上は歩み寄れない物も中には存在します。入り組んだ物事に関して、私達は怖気づき、諦め、そこで1つの終点を見る機会もあることでしょう。見なかった事にして進むのも良策です。自己防衛です。間違った判断ではありません。

 ただ、私は、複雑なモノを解すだけでなく、いっそ「複雑なモノ」という1個の塊としてきちんと把握して理解したいとも考えるのです。例えば人間関係、例えば会社組織、例えば命の繋がり(少し話が大きいですね)。細分化して手を加えると何かに支障が出てしまうものなのであれば、それを1個のモノとして扱って、これに向かい合う応用力のようなものが欲しいなあと思うわけなのです。

 理想論かも知れませんし、夢想の成せる業かも知れません。現実的ではないし、経済活動からは的外れの視点でしょう。それでも私は、複雑な人間関係が「おはよう」の一声で潤滑に回る瞬間を目撃し、捨てられていた廃材が遊具に生まれ変わった瞬間に心を動かされた一人なのです。