あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

あっこさん、1000文字ブログ、続けるってよ。

 1000文字書くのに60分掛かります。文章を構成しながら、時折、センテンスを読みながら進めて行くとほぼそれくらいです。添削作業を加えると1時間半で1記事でしょうか。最近の入社試験の応募書類で作文1000文字が課され、これを仕上げるのにはたっぷり2時間はかかったでしょうか。この文字数、実は書き手の実力が判断し易いらしいのだとか。

 とは言え、ここ『あかりの森』は、私の「日記帳」です。いや、メモ書きの集積場ですから「雑記帳」と呼ぶべきでしょう。ですから後で自分が読み返しても読み下しやすく理解しやすいように、当時の心情や状況が把握しやすいように言葉運びだけは気を付けています。ポイントは3つです。「私以外の人にも場面が想像出来る工夫」「長々しく続く文章は避ける」「段落などを置いて流れを意識する」。

 このブログの出発点は「雑記帳」です。どなたかへの情報提供でもありませんし、どちらかへの報告書でもありません。思い付いたままの散文的考えを手軽な形でまとめる重宝な場所が欲しかっただけ、と言えば少し乱暴でしょうか。

 「書く」作業を生業としている人は、もっとストイックに文章と向き合ってるだろうと思います。大手広告代理店出身の人気コピーライターがある番組に出演していました。彼が語る「書く」作業の奥深さと厳しさには、伝える事の神髄と責任の重さが浮いて見えるようでした。

 「自分が読みたくない文章は書かない」「資料やデータは、誰かのコピペでなく図書館の司書さんに探してもらう」「事実9割、自分の感想1割」。大まかに以上の話題でした。登録者が増えないつまらないツイッターを例に出し、一言、バッサリ「朝一から「眠い」とか呟かれても、だから、何なの?ってこっちは思っちゃうでしょう」と。狭いスペースに、閲覧者にとって何の利益ももたらさない個人的感想を載せられても、読まされる側は苦痛でしかない、そうです。

 知らず知らずに「独りよがり」というオバケは成長していき、その独りよがりを書きなぐったツイッターやブログは単なるボヤキ箱になってしまうというわけです。意図してそうなるなら良し、もし、そうでないなら。

 とある格言もこの世に存在するようです。「成功者に読書嫌いはいない」とか。

 センスとは、ある意味、自分の中に蓄積した言葉の質と比例するものなのでしょう。

 始めてみると解るのですが「1000文字ブログ」これで中々、強敵です。