あかりの森's blog

7歳、3歳の怪獣達と楽天家シングルかーちゃんの雑記帳。主にのほほん、時々、真面目。

「できあがってきたなあ」と思います。

「僕は寂しいから優しくしてくれ」と意思表示できる次男は本当に強い。笑ってはいけないが、彼が両手を広げて泣き顔で私の助けを待っている姿は、誠に人として逞しい。何でも一人でこなせてしまう人が強いとは考えない。立ち位置をきちんと把握して、できるだけの事をした上で上手に相手の力を引き出せる人の方が、上位にあるのだろうと思っている。

勿論、まだ、次男は3歳で、思うままに日本語を使いこなしているわけではない。拙いながらも涙声で「独りになっちゃう、(悲しくて)泣いちゃう」と訴えつつ、私の助けを待つ。これが逞しいと言わずして何と言おうか。甘えるのでなく、頼る、その術を少しずつ、彼は習得している最中であるのだ。

ある時には、喧嘩仲裁のため、弱い者の「お抱え素浪人」みたいな事も保育園ではしているらしい。おもちゃを捕られて困っている友達のために、単身、相手である強者へ「代理」戦士として向かっていくという。

彼らしい。